「ティムバートンのコープスブライド」を、昨日見に行った。
たまたま水曜日だったので、レディースデイで千円だった。ラッキーだね。


昔、東急ハンズに行ったら、ティム・バートンと、昔の彼女(お名前が出て来ん…)と、
付き人さん(日本人の方)がいて、
平日の午後だったので、人も少なく、誰も気づいてなかった。
気づいてるのは、私しかいない!! ダンナもティム・バートン好きだし、
ここで私がサインをいただかず、だれがもらうのだ!
と思い、かばんを探ったが、紙類は単行本、ペンはなし。
急いで、その階で紙とペンを慌てて探したが、
たまたま相応しいものがまったくない残念な階で、
あ、あ、あ、ととりあえず、染色用のペンを買って、
単行本の裏表紙に書いてもらおう ということにした。


そして、いざ声を掛けようと思ったら、ものすごくドキドキしてきて、
半径3mぐらいの距離をとりつつどう声を掛けようか迷っていた。
(英語しゃべれないし…。)


心の中で…。


ティムに向かって「アイム、ユア ビッグ、ビッグファ〜ン。」
(「エド・ウッド」で、エドが、ベラ・ルゴシに始めて出会った時に言うセリフ
こんな感じだったと…)
なんて言えば、「oh!! あなた気が利きますね〜。」と、喜んでもらえるかな。とか。
でもセリフ違ってるかもしれないし、
「はい?」とか言われてしまったら…。


とか、彼女の方は「エド・ウッド」でバンパイラ役だったので、
目の前で片膝ついて「バンパイラ〜!」と両手を開いて懇願調で言ってみる。とか…。
エドが資金調達のパーティーでやっていた。)
でも、いくら人が少ないとはいえ、店の中でそんな大胆なことできない…。
そしてティムと彼女が微妙に離れていて、お付きの人はティムのことろで、
彼女にそれをしたとこで、シーンとしてしまっても、
フォローしてくれる人は誰もいない…。


というようなことを、ドキドキしながら、チラ見しながらうろうろしてたら
「閃いた! あのお付きの人に、サインのお願いを伝えてもらえばいいのだ!」
と、誰もが最初に考えることにやっと気がつき、その人の所に近付いて行った。
同時にティムに近付くという意味でもあるので、ドキドキが増す〜〜〜〜!!

勇気をふりしぼり、心臓が口から出そうになりながら、お付きの人に
私「あの〜、ティム・バートンさんでらっしゃいますよね。
(彼の方に指先を向けながら)」
お付きの人「はい。そうですけど。」
私「あの、サインをいただきたいのですが…。」
お付きの人「プライベートなので、できません。」
私「………。あー… わ、わかりました…。」

あ=、 誰も気づいてないんだからいいじゃん!!
あの頃は、パッと見てティム・バートンだ!!
なんて分かる人は、よっぽどのファンなんだから、
そこを汲んでくれたっていいじゃ〜ん!
「大ファンです!!。」とか、一言添えればよかったのか〜!
熱意と愛の表現が足りなかったのか〜。
てかそんなことなら、本人に言えばよかった〜。
とか、
しばらく、興奮状態で店内を(別階に用もないのに移り(泣)
ぐるぐるした覚えがあります。


は〜ん残念。


その後も、ティム・バートン作品は、全部見てます。
ビッグ・フィッシュ」よかったな〜。
ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション [DVD]



つい興奮が蘇り、長くなってしまった…。